炎症性腸疾患の専門クリニック
インフュージョンクリニックですが、あまり聞きなれない言葉ですね。実は私が通う病院の主治医が3月いっぱいで辞めて、大阪の中心地にインフュージョンクリニックを開院されることになりました。主に炎症性腸疾患患者(クローン病、潰瘍性大腸炎)を専門的に診察されます。
クローン病や潰瘍性大腸炎の患者の専門クリニックと言う位置づけです。ひと昔前(2000年以前)はクローン病や潰瘍性大腸炎は大きな病院でも専門外来があるかどうかも難しかった時代です。日本全国でもクローン病を見る病院も数える程でしたしほぼ大学病院に特化していました。もちろん街のクリニックでも診る所もありましたがそれはたまたま開業されたお医者さんがクローン病や潰瘍性大腸炎に詳しかっただけでそのクリニックで治療を出来るかどうかは未知数でもありました。
インフュージョンクリニック
インフュージョンとは点滴と言う意味で、抗体医薬であるレミケードやアクテムラ等が導入されて、炎症性腸疾患患者で病歴が短ければほぼ入院や手術を回避出来たり、私のような16年選手のクローン病でも入院や手術が減らせると言うことです。そのような意味でインフュージョンクリニックを開業されたとのことです。私としては炎症性腸疾患専門クリニックとかそのまんまの名前にして欲しかったのですが(笑)
欧米では一般的に
主治医の話ではレミケードやヒュミラはもはや大病院で受けるものではなく、点滴治療を専門とした病院(医院)で受けることが欧米では浸透しつつあるとのことです。手術や小腸の造影や内視鏡は大きな病院で受けて、日常のレミケードやヒュミラはクリニックでコントロールする。と言うことですね。その方が理にかなっているでしょう。
主治医の考えに賛同
病院で勤務医をしていると、炎症性腸疾患だけではなく、色々な病状の患者さんを診なくてなりませんし、勿論回診等の時間も割かなくてはならない。よって主治医は炎症性腸疾患専門にやりたいと言うお考えでインフュージョンクリニックを開業されました。もちろん点滴を受けない炎症性腸疾患の患者も診察されます。レミケードやヒュミラが合わないもしくは受けない場合でも血球成分除去治療やその他の薬物治療も受けることができます。
期待と不安
確かに期待と不安が交差しておりますが、伊藤祐章医師を信頼しておりますので、もちろんくっついて行きます。それとさらに大阪の中心地(北区堂山)になるので車で行くのが不便そうだなぁ。またインフュージョンクリニックでお会いする方もいらっしゃるかも知れません。その時はよろしくお願いいたします。
※インフュージョンクリニックは2013年05月に北区堂山からグランフロント大阪タワーB 9Fへ移転しております。
ajariさん
こんばんは。
なるほど、これが新しく移られる病院なのですねぇ…!
それにしても、こんな病院が新しく出来るなんて羨ましい…
やはり、これも大都市と地方の医療格差なのかなぁ…?
まっ、こちらでもレミケード治療は受けられているのだから良いかぁ…!
はじめまして。UC10年目の患者です。
私も伊藤先生を信頼していますので、
もちろんクリニックについていきます!
疑問なんですが、クリニックでは、血液検査はできるんでしょうか?
@“ゆき”さんこんばんわ
いやいやまだ未知数です。実際通ってみなくちゃ解らないですね。
大きな病院は大きな病院でやはり安心感がありますし。
4月からなのでまた感触をレポートします。
@さお さんこんばんわ
血液検査は簡易的な血液検査設備は導入すると思います。
昔はCRPとか検査するのもそれなりの設備が必要だったようですが。今は結構コンパクトらしいですし。
ただ精密な血液検査となると大阪血清とか検査機関に出すのだろうと思います。結果が解るまで中1日かかりますが。
でも私は北野病院ではレミケードの時に血を採って、結果は1ヶ月後の診察の時だったりします。(^^
はじめまして。
北野病院の血液検査ですが、当日中に結果が出てたりします。
「4月から伊藤せんせのところに行くのでもう来ない(来れない)のですけど」
と言ったら、レミケード終わったら結果を出してくれました。
Tommy@ぱ さんはじめまして。
そうですどうして当日に結果が必要な場合は早めに行って血液検査(3F)へ行ってから診察ですよね。
伊藤センセーの新しいインフュージョンクリニックはCRPを計測する装置があるのでCRPはすぐに結果が出るようです。(^^
インフュージョンクリニックでいつか顔を合わすかも知れませんね。
大きい黒い鞄を引きずっている男を見たら私です。声をかけてください。(^^