クローン病の下痢はそれなり辛い-止まらない下痢との闘い


クローン病の下痢

クローン病の下痢


クローン病は下痢はあまりしない人、激しく下痢になる人と別れているようです。これはクローン病の病態である小腸型クローン病、大腸型クローン病、小腸大腸型クローン病で大腸型や小腸大腸型はもちろん下痢は激しい傾向にあります。ただ小腸型クローン病で大腸に炎症がないクローン病患者でも小腸に炎症があれば小腸は早く食べ物をどこかにやりたいのでどんどん未消化のまま大腸へ送り込みます。未消化が嫌な大腸もどんどん出そうと肛門へ送り込みます。結果下痢になります。よってクローン病はどの形態であっても下痢に見舞われます。

下痢の回数は

回数は人それぞれです。「一日に1回や2回ですがトイレに行けば下痢便です。」という人もいれば「1日30回も行きました。」もあります。また等間隔で下痢が襲ってくるというより、一度下痢のスパイラルにハマったら、「お!ようやく下痢がでた!」とトイレを出た瞬間に「あ!まだ出そう!」とトイレへ逆戻りを繰り返すパターンです。こうなったら出かけたくても出かけられない。会社は遅刻と言うパターンです。


クローン病の下痢の対処は

はっきり言って付け焼き刃の対処はありません。炎症で下痢が激しい場合はロペミン等の下痢止めも聞きにくいです。もう対処その1
は諦めて自宅で待機、下痢に任せる!ですが、下痢が今日に治る保証はありません。対処その2は行動経路のトイレを想定です。通勤も渋滞を想定し鉄道です。特急や急行に乗りません。各停です。少しでも便意を感じたら停まった駅で降りてトイレへGO!です。ギリギリまで我慢して行けません。トイレはいつも空いている保証はないのです。少しでも我慢できる時間は想定しましょう。私のクローン病生活においてクローン病の下痢は止める努力をするより、いつでも出せる準備をする方がいいです。もちろんあえなく漏れてしまった場合の下半身着替え一式は持っておくべき。ウェット系のお尻拭き、それと履くタイプのオムツを履く!これでほとんど乗り切れます。オムツを恥ずかしがってはいけません。本当に助かりますよ。

栄養はエレンタール

少しでも腸への負担を下げるのと脱水症状を避けるために全栄養をエレンタールに切り替えます。「エレンタールを飲むと余計に下痢をする」と言う意見もありますが、これはエレンタール嫌いのたわ言だ!、舐めるようにゆっくり飲めばエレンタールによる下痢は回避出来ます。逆に普通に食べれば余計に炎症も治らずに下痢が続きます。

クローン病の下痢止めは?

先ほど申し上げました通り、ロペミン等の下痢どめは激しい炎症のクローン病の症状にはほぼ無力です。どうしても止めたい場合はプレドニン(ステロイド)で炎症を抑える手もありますが、発熱を伴って明らかに炎症が激しいと言う判断にならない限りあまり使われません。残されている下痢どめの手段はエレンタール等でコントロールしてクローン病の炎症を緩和するしかありません。もちろん下痢はなかなか治りませんがエレンタールにすることにより下痢の総量は確実に下がりますので楽になります。

私の近況コーナー

私の勤務する会社は9月が中間決算です。今年は景気がよろしくありませんが、それはそれで、出来るだけ数字を合わせなくちゃならないのでそれなりに忙しいです。
この時期に体調を崩すと迷惑をかけるし、そもそも自分が辛いので絶食体勢に入っていました。

エレンタール、ラコールのみの絶食で7日目が経ちました。やはり絶食が一番の薬ですね。微妙な痛さとか張りはなくなりました。

今後もできるだけ食事期間と食事期間に絶食を入れるのではなく、絶食期間と絶食期間の間に食事を入れる考え方で乗り切っていきたいと考えています。

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