クローン病でもカレーが食べたいんだ!
色々なクローン患者の方のお話を聞いてみても最強NGフードにランクされるのはカレーだ。私も漏れなくカレーはダメです。クローン病の方はだいたいカレーを食べたら多かれ少なかれ調子を崩すでしょう。
1995年はカレーが引き金で入院しました。2週間絶食の上点滴です。銀座カリー1食でまさかの病院送りでした。
(注:銀座カリーが悪いのではなく私のクローン病が悪いのです。)
あれは脂質がどうのこうのと言う次元の話ではなく、明らかに腸管が腫れて一気に詰まったと言う感じでした。一体、カレーのどこがイケないのか!?やはり香辛料かなぁ。
もちろん超甘口のハウスバーモンドカレーでも、調子が悪くなりました。
クローン病患者はカレーは食べられないのだろうか?
クローン病患者はカレーを諦めなくてならないのだろうか?
クローン病でも食べれそうなカレー
カレーそのものは脂質はあまり多くはありません。クローン病や潰瘍性大腸炎に何がダメなんでしょうね?やはりスパイシーな香辛料の刺激ですかね?
それならば子供用カレーで攻めてみましょう。
離乳食に入りたてホヤホヤの1歳時でもOKなのだからクローン病や潰瘍性大腸炎にもダメージが少ないだろうということで子供用レトルトシリーズを調べました。
ルータイプもありますが、一人暮らしの独身クローン病患者が連日カレー食っていうのも良くないし、家族がいる人もまさか家族全員お子様カレーってわけでもないのでクローン病患者が独り寂しく食べれるレトルトタイプです。
バーモントカレーキッズ
りんごとはちみつのマイルドなバーモントカレーをベースに刺激の強い香辛料を抑え、緑黄色野菜と乳製品を使いやさしい味に仕上げました。1歳のお子様から安心して召し上がっていただけます。一歳児のデリケートな腸でも食べれるのだからクローン病患者でもイケそうですね。脂質は4.9gです。
アンパンマンミニパックカレー
「卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆」、「化学調味料」、「香料・着色料」、「牛関連原材料」不使用の商品です。これも1歳児から食べれるカレー。脂質は1.0gです。なんと!楽しいアンパンマンシール(全30種)が1枚ついています。カレーを食べた記念に冷蔵庫にでも貼ってもいいですね。
カレーの王子様
これはお子様カレーの定番ですね。脂質は3.2gです。豚ひき肉と野菜のレトルトカレーです。クローン病患者さんの話題でもよく名前が出ます。
くまのプーさんカレー
10種類の野菜が入ったまろやかな幼児向けカレーです。脂質は2.7g
今回はお子様カレーを中心にお届けしましたが、確かに普通のカレーの味を知っている人がこれらのお子様カレーを食べても満足感はほとんどありません。カレーと言うより「カレー風味の何か」です。だからクローン病でもカレーが食べれるぞ!と言うような過度な期待はナシと言うことで 🙂
男は黙って熊カレー
過去に冒険して北海道のお土産である熊カレーを食べたことがあるのですよ。
この熊カレーはなかなかクローン病患者に対しては難易度が高く、美味しくいただけたのですが、結果、夜中に腹痛で唸りました。幸い翌朝にはかなりマシになっていましたが。
それからと言うものの「やはりクローン病にはカレーはダメなんだ」と本格カレーは食べるのを諦めています。熊カレーだけに熊肉に祟りでしょうか。
もちろんクローン病患者の中にはカレーは全然平気だよって方もいます。うらやましい限りです。
いつかリベンジしてやろうと目論んでいます。
ちなみにハヤスライスは私のお腹ではギリギリセーフな感じです。やはりスパイス的な何かがクローン病に悪さをしているのでしょうね。
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