私は今年で45歳になります。ちらほらと同世代が癌を患ったと言う話が聞こえ始めて来ました。よくよく考えてみると40歳を超えた頃から癌に対するリスクは高まってきます。おまけに炎症と言う背景があればさらにリスクは高いわけで。炎症性腸疾患では潰瘍性大腸炎の全大腸型に発癌リスクがあると言われていましたが、最近ではクローン病でも同じくらいなのではないか?とも言われています。どちらにせよしばらくは「クローン病と大腸癌」のテーマを要所要所で続けて行こうかな?と思っています。
見落としがちが怖い
普通の健康な人ならば、お腹の不調がしばらく続いたり、下痢が続いたりしたら明らかに異常を感じるでしょう。ただクローン病患者や潰瘍性大腸炎患者はそれが普通だったりします。おまけに少々血が出たところで大して焦るわけでもなく。まぁいつものことだから。ってなってしまう。それが発見を遅らすわけなんですが、もう一つの要因が炎症性腸疾患患者は大腸が炎症起こしていたり狭窄で変形しているので大腸ファイバーがどうしても辛い!私もそうです。だから大腸ファイバーからも遠ざかってしまうんですね。
大腸がん治療は急速に
ここ数年の大腸がん治療は急速で劇的に変化していて、治療のガイドラインの改訂が追い付かない程らしいです。2005年に第一版、2009年に第二版そして2010年に第三版に改訂したそうだ。抗ガン剤や分子標的薬などの化学療法が続々と出ているからなようです。ここでも分子標的薬なのですね。レミケードも分子標的薬です。今後はこれが主流になるのでしょうね。ある特定の細胞だけを破壊する。確かに癌には理想的な治療ですね。
怖いですね
レミケードや免疫抑制剤を飲んでいるので発癌は怖いです。でも、じゃ半年に1回は大腸ファイバーしよう!となってもそれはそれでなぁ~と言う感じです。でももう45歳にもなるんだし、勇気を持って頻繁な検査しかないか。あまり苦しくないPET-CT検査があるじゃないか!がん細胞は正常細胞の3~8倍のブドウ糖を消費します。この性質を利用した検査がPET-CT検査です。癌病変に集積と言っても炎症性腸疾患になるとただでさえ腸管に集積しやすいブドウ糖がさらに集積するようで診断が非常に困難になるようです。大腸がんそのものもPET-CT検査はあまり向かないらしい。