朝日新聞からの話題
今年1月、国内で初めて報告された重症熱性血小板減少症症候群(SFTS)。野外にいるマダニを介して感染するとみられ、過去8人の発症者が確認された。以前からあった感染症で、爆発的に広がる恐れは低いとみられるが、実態調査が本格化するのはこれからだ。マダニがウイルスを持つ割合や地域的な広がりなど謎も残っている。
症状は38度以上の発熱や下痢、腹痛などの症状。血小板や白血球が減る。中国での致死率は12%らしい。マダニを介して広がるブニヤウイルス科の新種。
腹痛や下痢と聞いてはクローン病患者は黙っていられない。それよりかレミケードやイムラン、プレドニン等の免疫を抑制する薬を使うクローン病患者や潰瘍性大腸炎患者はやはり感染症は心配ですね。
日本国内に以前から存在
佐賀県、長崎県、宮崎県、山口県、広島県、愛媛県、高知県でSFTS患者が確認されている。5人が死亡して3人が回復している。またブニヤウイルスだけなく、ダニを介した感染症は国内でも他に報告されていて、日本紅斑熱が年間180件、ライム病約10件、つつが虫病約400件。
春になると活発化
春になるとマダニが活動するけど、普通の生活をする上ではあまり心配はないようだ。マダニは湿った土や草の上でしか生きられず乾燥したところでは死んでしまう。よってそういった場所にいった時は注意が必要です。マダニが噛んで一日経たないうちはガッチリと噛んでいないこともあるので風呂で体の隅々までしっかり洗うと落とせる可能性があるようだ。茂みや藪に立ち入った時はお風呂でしっかりと洗いましょう。