なんとか05月20日から05月24日までの4泊5日の中国は遼寧省(りょうねいしょう)大連市と山東省(さんとうしょう)東営市の視察出張は終わりました。帰国後はひたすらラコールとエレンタールで過ごしクローン病のご機嫌をとっておりました。おかげ様であまり悪化することもなく今の所は過ごせております。
そして出張前から飲んでいたプレドニン(ステロイド)15mg/日も離脱体制に入っております。恐らくこのまましっかりと食事制限を続けていれば無事にステロイド離脱が出来ると思います。本当はレミケードを倍量投与しているわけですから無敵!と行きたいですが、20年も患ったクローン病患者にとってはそう簡単にはいかないのでしょう。
手土産編
中国茶
手土産に中国茶を持たせてくれた。高級そうなお茶だな。でもクローン病患者にはお茶は有難い!でも独特な風味なので好き嫌いが別れるでしょうね。早速、自宅に帰って飲んでみましたが美味しかったです。
なつめの実の蜂蜜煮
なつめの実は中国では「気」の強壮剤として、みなさん愛用しているらしいです。なつめの実を乾燥したものを漢方では大棗(たいそう)と言います。強壮作用・鎮静作用が有るとされています。中国は薬食同源思想なのであらゆる食べ物に「これを食べるとこれに効く」っての話題になります。基本は肝臓が悪い人は肝臓を食べる。心臓が悪い人は心臓を。じゃ私のようなクローン病患者は腸を食べるのか?微妙。「*1こてっちゃん」でも食べるか!?
*1(朝鮮語で牛の大腸を指す語テッチャンに「こ」を付けた商品名)
黄飛紅麻辣花生
ピーナッツに山椒と唐辛子を絡めたものですね。はっきり言ってクローン病患者を軽く超再燃に追いやる破壊力が十分にある食べ物です。なんてものをくれるんだ。でもビールとかが好きな人はたまらないおつまみだろうな。恐らくレミケードが効いているとかプレドニンが効いているとかのレベルではないでしょうね。ビール好きな人にあげよう。
中国(大連、山東省)出張記は完結
これにて中国(大連、山東省)出張記は完結です。長らくお付き合い頂きましてありがとうございます。今回はビジネスなのでかなり「食」に振り回されましたが、個人での旅行であればエレンタール等を持っていけば十分にこなせるでしょう。エレンタールを持っておれば現地のよくわからないものを食べるリスクも減ります。アメリカとか欧州であれば距離も遠いので日程も長くなりますがアジア圏であれば、飛行時間も2時間~4時間なので2泊3日程度で十分に楽しめると思います。さぁ!エレンタールを持って旅立とう!
長らくお付き合いありがとうございます。
6回にわたる中国は大連、山東省のクローン病患者出張記にお付き合いくださいましてありがとうございます。確かにクローン病を抱えての海外出張はそれなりの気合いがいります。もちろん下痢連発状態であれば行く気分にもなれないでしょう。ただプレドニン(ステロイド)をうまく使ったり、食事制限を交えたりすればなんとかこなせる可能性もあります。みなさん!メゲずにお互い乗り切りましょう!
中国(大連、山東省)出張記その1-クローン病患者海外出張20130524
中国(大連、山東省)出張記その2-海鮮料理が美味しい130525
中国(大連、山東省)出張記その3-恐怖の晩餐130526
中国(大連、山東省)出張記その4-中国出張最後の夜130527
中国(大連、山東省)出張記その5-帰国の日130528
お帰りなさい。
無事に帰国されたようで、おめでとうございます。
やはりビジネス旅行の間は、会食やお酒の席がネックになりますよね。
でも、今回、危ないながら(?)、ステロイドのおかげもあり、なんとか無事に過ごせたようで、本当に良かったです。
私の出張などで、「せっかく来たんだから」と、地元の名物を食べてしまうことが多いです。
それが、けっこう油っぽかったり、繊維質だったりして、あるいは量を過ごして、ホテルで朝方までトイレ通い、なんて子ともありました(苦)。
しばらくは、お気をつけ下さい。
早くステロイド離脱できると良いですね。
CCJのシンジさん
なんとか無事?に帰ってこれました。
帰国後も食事制限を厳しくした結果、大きく崩れることもなく
ステロイドも5mg/日まで減量しています。もうそろそろ離脱ですね。
やはりレミケードをしていると言えども食事制限の威力もスゴイですね(^^