クローン病から直腸癌と痔ろう癌への貴重な体験談-クローン病 体験談140819


08月14日に
大腸型クローン病からの癌化についての貴重な体験談-クローン病 体験談140814
と言う大腸型のクローン病から癌化した貴重な体験談を投稿頂きました。

そして本日にみゅ~さんからあらたに
クローン病から直腸がん、痔瘻癌を併発した貴重な体験を新たにコメント欄に頂きました。
これもクローン病患者が是非とも認識しておきたい実例であると考えますので記事として投稿させていただきました。

続きに要約があります。

みゅ~さん貴重な体験談本当にありがとうございました。
有用な内容であるため記事として投稿させていただきました。



要約

私は、クローン病歴26年のアラフォー女子です。
今年、直腸癌と厄介な痔ろう癌を併発し、永久ストーマ造設、ただ今ケモ中です。
2年前から下血が続いていたのですが、レミケードとCRPの過信、検査による身体的苦痛、仕事のこと等…
色々考えているとなかなか検査を受ける決断が出来ませんでした。
決断した時には全くカメラが入らず、結局は検査も増え、苦痛も増す結果に…
そして他臓器への浸潤も見つかりました。



続きに興味がある方は
大腸型クローン病からの癌化についての貴重な体験談-クローン病 体験談140814
のコメント欄を御覧くださいませ。

検査から遠ざかる

やはり、今回の実例を拝見して、狭窄や癒着により大腸内視鏡(大腸ファイバー)がうまく出来なくて大腸検査から遠ざかり結果、がんを併発しても発見が遅れてしまうと危険性がよくわかりました。私も今回、大腸内視鏡を受けて、無事に全大腸を検査できました。今までは手術後の癒着で大腸内視鏡が入らずに困っておりました。あちこち腕の立ちそうな医師を探して今回無事に全大腸を大腸内視鏡(大腸ファイバー)だけで検査できました。まともに全大腸を見れたのは実に7年ぶりです。今までは行けるところまで大腸内視鏡(大腸ファイバー)で見て、それより口側は日をあらためて大腸注腸透視で検査していました。

検査をあきらめない

やはり大腸内視鏡検査(大腸ファイバー)は技能です。入れるのが上手な医師もいれば苦手な医師もいます。また空気を大量に入れてループを作って大腸内視鏡(大腸ファイバー)を入れる手法もあれば、空気は最小限で大腸内視鏡(大腸ファイバー)を入れていく無送気軸保持短縮挿入法と言う手法もあります。そう言った意味ではあきらめずにそのような検査が出来る医師を探すことも必要かも知れませんね。

痔瘻癌は

痔瘻は長期に放置(10年間以上)放置するとがん化する危険があると言われています。炎症を繰り返すのでその炎症性刺激でがん化すると言われております。また複雑痔瘻ほどそのリスクが高いです。複雑な痔瘻を合併しているクローン病患者は心配ですね。特にクローン病に合併する痔瘻は長期でかつ治療に難渋するケースが多いので困ったものです。

マメに検査するしかない

痔瘻がんは複雑であればあるほど発見も難しく局所のがんが進行して発見されるケースが多い。
① 10 年以上の長期痔瘻が存在し,慢性の炎症を繰り返していること,②痔瘻の部分に疼痛や硬結を認めること,③ムチン様の分泌物がみられること,④原発性の癌を直腸肛門部以外に認めないこと,⑤痔管開口部が肛門管または肛門陰窩に
あること,の5条件が痔瘻がんの定義のようだ。また局所再発したケースでは死亡まで平均28ヶ月であった。直腸エコーやMRIや生検をしっかりと受けたいものである。

私も痔瘻になりました

私もクローン病の発症当時に痔瘻になりました。1992年頃の話でその頃は若年性の痔瘻=クローン病の疑いと言う図式もなく、そのまま痔瘻の開放根治術を受けました。あれから20年以上経ちますが痔瘻は再発していません。珍しいメースですね。もちろん一度は痔瘻になったわけですから再度、痔瘻になるリスクは十分にありますけどね。

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