07月29日に受けました大腸内視鏡検査で病理組織検査をした結果が出ましたので08月10日に聞いて来ました。日曜日も開業しているので非常に助かりますね。
今回の検査は3箇所から組織を取りました。
下行結腸、S状結腸のポリープ、直腸です。
結論から言うとこの3箇所からは癌性の細胞はありませんでした。
また炎症の程度も軽度と言うことです。
逆を言えば軽度といえども炎症がありレミケードでは完全に抑えきれていないということにもなりますね。
とりあえずは激しい結果でなくて良かったです。次回は来年ですね。
診断結果
下行結腸
軽い大腸炎(非特異性) Group1
S状結腸
ポリープがあった場所。ポリープはinflammatory polyp(炎症性ポリープ)でした。
Group 1
直腸
軽い直腸炎(非特異性) Group1
となりました、まぁ炎症性腸疾患らしい結果と言うことです。
グループの分類
ポリープや大腸粘膜には正常な大腸粘膜からどれだけ変化があるか?を示すグループが定義されております。
Group 1
非腫瘍性で異型のない粘膜組織。
正常粘膜。過形成粘膜。
Group 2
非腫瘍性で異型を示す病変。
炎症性あるいは再生性変化。
(軽度異型を示す過形成性ポリープ)。
Group 3
腫瘍性で軽度から中等度異型を示す病変。
軽度~中等度異型の腺腫。
Group 4
腫瘍性で高度異型を示す病変。
高度異型の腺腫。
きわめて分化のよい高分化腺癌が含まれうる。
Group 5
明らかに癌と診断しうる異型を示す病変。
癌と断定。
やはり内視鏡は大切
やはり炎症性腸疾患の患者としては大腸内視鏡は大切ですね。それなりに辛いのですが、今回の検査でもそうですが下剤さえ乗り切ればなんとかなります。昔と違って検査そのものは本当に楽です(医療機関によります)。
問題は小腸
私は小腸の病変のほうが激しいので、いずれはダブルバルーン検査か何かで直接見ることになりそうですが、今回の大腸内視鏡検査でも「腸管硬化のため内視鏡の自由がきかず回腸までは挿入出来なかった」となっておりますのでもしかすると無理かも知れませんね。マイルドでも永く続いていた炎症で腸管が相当硬くなっているようですね。まいったものです。
検査結果、重大なことがなくて良かったですね。
ajariさんは、小腸がひどいということですが
ダブルバルーンはまだやられてないのですか?
小腸の病変は、何で診断されたのでしょうか?
美ぃさんこんばんわ
ダブルバルーンはやったことがないです。ダブルバルーン検査も下剤さえクリアーすれば検査は軽い麻酔下で行われるのでほぼ苦痛はありません。ただ入院しなきゃならないので面倒と言えば面倒ですが。
私も一度ダブルバルーンはしておくべきかな?と考えましたが、あれは小腸を手繰り寄せてする検査ですので私のように腸間膜の膿瘍破裂で急性腹膜炎を起こして広い範囲を開腹手術していますので、相当の癒着が予想されるのでまずはダブルバルーン検査は無理かも知れません。
私は小腸は切除部の再狭窄です。クローン病は切除しても切除部分から病変が発生し再狭窄します。
おそらくそこが一番酷いと思います。小腸造影では見ましたがしっかりと狭窄していました。
ajari