乾癬様皮疹って
今日はお盆休み最終日、皮膚科へ行きました。アトピー性皮膚炎だ!掌蹠膿疱症 だ!尋常性乾癬 もあるかも?膿疱性乾癬の疑いも?いやいやレミケードの副作用である乾癬様皮疹だろう?とか色々と言われて今のところはアトピー性皮膚炎と掌蹠膿疱症の診断となっています。レミケードの副作用かどうかわからないが皮膚症状が出まくりです。
でもレミケードの副作用による乾癬様皮疹(かんせんようひしん)の疑いも捨てきれないとのこと。
乾癬様皮疹はもちろんレミケードだけではなく様々な薬剤の影響え起こります。私はたまたまレミケードの投与を開始してから皮膚症状のオンパレードなのでこの乾癬様皮疹はレミケードの副作用なんだな。って思っています。またレミケードだけが乾癬様皮疹の犯人ではなく、レミケードを投与している人がロキソニンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)を飲んだりすると乾癬様皮疹を誘発するのでは?等々皮膚科では言われています。やはりレミケード(インフリキシマブ)やヒュミラ(アダリムマブ)を使っている人は意識しなくてはなりませんね。生物学的製剤の出現で乾癬様皮疹が増加したのは事実です。
今日の診察では
アトピー性皮膚炎も掌蹠膿疱症もうまくコントロール出来ているとの診断でした。うまくコントロール出来ていると言うかクローン病の症状悪化でプレドニン(ステロイド)を飲んでいるのでコントロール出来ているのでしょう。計画では明日から10mg/日に減量します。前回激しく症状が出た時は5mg/日の離脱間際でしたのでこれは少し心配と言えば心配。クローン病も皮膚症状も落ち着いて一石二鳥ってか?
ビオチンは継続
手足の掌蹠膿疱症に塗るフルメタ軟膏とサルチル酸ワセリン軟膏とアトピー性皮膚炎に塗るアンテベート軟膏とアズノール軟膏は減りました。ビオチン酸とシナール配合顆粒とミヤBMの混合なのですが、ミヤBMはクローン病の症状に合わせて調整出来るようにミヤBMだけ分離して処方してくれました。ビオチン酸の欠乏はクローン病にも関連があるようなことが巷では言われています。アトピー性皮膚炎の人も掌蹠膿疱症の人もクローン病の人も有意に血中ビオチンが少ないらしい。
そういったところが安心
皮膚の症状だけではなく必ずクローン病の状況も聞いてくれます。そういったところがなんとなく安心です。次回の診察も40日後です。それまでには予定ではプレドニンも離脱出来ているでしょうから皮膚症状がどうなっているか。日常の肌のケアが大切ですね。