レミケード105回目、短縮投与21回目ってことで06月27日に行って来ました。CRPも陰性でクローン病は今のところなんとなっています。ほんと歳をとるごとに病勢が衰えて行く感じです。若い時は本当に痛かったし辛かった。一日たりともクローン病のことは忘れることはなかったし、毎日、「自分はクローン病なんだ」って思い知らされた。とりあえず絶食しておけば痛くならなくていいや！ってことで何日も何日もエレンタールだけを飲んで絶食をしていました。たまに食べる卵豆腐に感動をしていました。今となっては出張の新幹線の中では必ず角ハイボールを飲むようになりました。こんなこと20年前の私ではありえないことです。
クローン病のおかげで頑張れた
今は大手企業の執行役員と言う立場にいます。多分ですがクローン病じゃなければここまで頑張れなかったと思います。病気と言うハンデを埋めるかのように色々やって来ましたし、入院するたびに新しいプロジェクトの企画書を書いていました。そして退院してそれを実現する。その繰り返しでした。「お！またあいつにゅういんしたぞ！退院してきたら何かが始まる忙しくなるぞ！」と言うノリでした。本当にいい時代でしたし、そして部下、同僚、上司に恵まれていたと思います。また自分が病気と言う負い目があるのでどんな人にも優しく接することが出来ます。感謝でしかないのですよね。
色んな人が私を作ってくれた。
結局は私と出会ってくれた色々な人が私を作ってくれたのです。当時は「こいつはもう。。。」って思った人も居ました。でも今、振り返ってみるとやはり私の何かに影響して今の私を作ってくれています。許す心とか優しい気持ちになれるとかそんなことを教えてくれたり。偉そうに他人を否定したりする前に本当に自分は周りからどう思われているか？を考えさせられたり。気付いたのです。自分と比べて他人をあーだこーだと評価している限りは周りは大体その人と同等の評価しかしていないと言うことです。要は「どっちもどっち」なのです。簡単に言うと「どんぐりの背比べ」ですね。そのような意味で私はもっと広く深く感じたいな。と思います。ちっぽけな自分の物差しで他人を測るのではなく、もっともっと広い心で。それが自律神経のためにも良いのですよ。たぶん、うん、たぶん。
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