前立腺癌疑いからの慢性前立腺炎


もう07月に入って紫陽花の季節も終わってしまいましたね。結局、抗菌剤では症状は改善しなかったので泌尿器科へ行きました。症状はなんとなくの残尿感、会陰部(男で言うと金玉袋と肛門の間あたり)の鈍痛、なんとなく股関節が痛いような気のせいなような。ネットで調べるに前立腺癌、急性前立腺炎、慢性前立腺炎、前立腺肥大と言う病名が当てはまる。と言うことは前立腺に何か起こっていることは明白。で病院というか泌尿器科クリニックへ行った。

検尿検査では無菌

まず、問診で心当たりの行為(要は性感染が疑われる行為)があるか聞かれます。「ありません」、で検尿の検査の結果も無菌・蛋白質や白血球もなし。これで感染性の膀胱炎や急性前立腺炎や尿道炎はほぼ否定された。

エコー検査

膀胱をエコー検査すると膀胱に尿が残っている。要は全て出ていないのでやはり前立腺に異常があるということになった。

前立腺触診

と言うことで、肛門から指を入れて前立腺にアプローチ。まぁ肛門に指を入れられての診察はクローン病患者は慣れているので大騒ぎすることでもない。前立腺を思いっきり刺激して前立腺液を出して再度検尿をして菌の有無等を調べる。これも陰性。前立腺が少々硬い。年相応の肥大がある。痛みがあると言うことで慢性前立腺炎か前立性肥大か前立腺癌に絞られた。

PSA検査

前立腺を触診して刺激した後にPSA検査をすると数値が上がっているので1週間ほど開けてからPSA検査をすることになった。PSAとは前立腺にあるたんぱく質、こいつがなんらかの理由で血液に大量に入ってくると前立腺の病気が診断される。4ng/mLを超えると陽性となる。10ng/mLあたりだと癌の可能性が著しく高くなるそうですが、4ng/mLから6ng/mLあたりだと前立腺炎でも出るので一概に陽性であっても癌とは言えないそうです。55歳、4ng/mLで前立腺癌である人は約30%なようです。

とりあえず薬

とりあえず、セルニツトン錠とタムスロシン塩酸錠をもらった。どちらも前立腺炎や前立腺肥大に効く薬だ。飲み始めてから3日間ほどで症状は劇的に改善です。とりあえずPSAの血液検査も出してしばらく様子見です。

PSA検査はセーフ

PSA検査の結果も出て2.9ng/mLと前立腺癌の問題はなし。慢性前立腺炎と前立腺肥大という診断結果となりました。しばらくは泌尿器科にお世話になりそうです。まぁこうして泌尿器科に定期的に通っていることで膀胱癌とか前立腺癌とかは早期に発見できそうですね。

どちらにせよそれなりに歳をとると色々なことが出てきます。本当に健康と若さって宝ですね。

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