皮膚の調子がイマイチ-クローン病 皮膚症状160313


クローン病に合併する皮膚症状

クローン病の皮膚症状


次回のレミケードまで約2週間。やはり皮膚症状がイマイチになって来た。手や手のひらはそうでもないのですが、足が乾癬様皮疹状態です。あまり痒くはないのですがなんとなくこわばる。腰からお尻にかけても皮疹が出来てこちらは夜に寝ていると痒い!朝に起きると爪に血が付いているので眠っている間に相当、掻きむしっているのでしょう。

クローン病は様々な皮膚合併症が起こる

クローン病は様々な皮膚に腸管外合併症が出ます。「軟膏でも塗ってほっておけ」と言う症状から「入院して対応」というものまで。湿疹や皮疹程度ならばクローン病の状態が良くなれば皮膚の症状も改善されて来ます。またクローン病の再燃より先行して皮膚症状が出ることもあります。これは免疫が腸管だけでなく皮膚の組織も攻撃しているのであろうと考えられています。クローン病は消化器系の病気ではなく全身性の自己免疫疾患と言われるわけですね。

生物学的製剤の影響も

ヒュミラやレミケードのような生物学的製剤を投与していると、それらの副作用か?それともクローン病の合併症なのか?がわかりにくくなります。例えば乾癬様皮疹や掌蹠膿疱症なんかはそうです。これらはレミケードやヒュミラが切れてくる投与前に皮膚症状が酷くなるか?投与後に皮膚症状が激しくなるか?で見極めたりします。特に重篤でなければステロイド軟膏を塗って様子をみて生物学的製剤を中止するかどうか?を判断します。単純に生物学的製剤を中止してもクローン病の病勢が要因の合併症であれば皮膚症状が悪化して今度はステロイド内服だ!離脱できない!とさらに難渋するからです。それならステロイド軟膏でも塗りたくってなんとか症状を乗り切りながら生物学的製剤は継続!をする方がいいからです。私はこのケースです。

皮膚のかゆみは辛いですが

夜も眠れないほどの皮膚のかゆみは本当に辛いです。かゆみで寝不足になってさらにクローン病を悪化させてしまいそうです。かゆみはステロイドの軟膏でなんとかなることが多いので我慢せず掻きむしったりせずに主治医に相談しましょう。アレジオン等のアレルギーの薬を飲めばかゆみが改善することもあります。

厳しい皮膚症状は?

例えば結節性紅斑や壊疽性膿皮症です。重症になると入院して治療と大騒ぎになります。痒みのような皮膚症状だけでなく発熱や倦怠感や痛みを合併します。これらはこのブログの下記の投稿を参考にしてください。

結節性紅斑

結節性紅斑はクローン病の皮膚合併症でもあります。



壊疽性膿皮症

壊疽性膿皮症(えそせいのうひしょう)-クローン病の皮膚合併症



単なる発疹ならほっておけ

単なる発疹なら放っておけ!って言いたいのですが、この発疹が重篤な皮膚に出る合併症の前触れもあることがあります。壊疽性膿皮症もいきなりあのような潰瘍状態になるわけでなく、最初はアザや発疹程度なんですね。

花粉症も凄いですね

今シーズンの花粉症は辛いです。毎シーズン効いてくれている、アレジオンですが、効き目が悪いです。くしゃみの連発です。点鼻薬が離せません。これがなければ夜も眠れないばかりか日中は仕事にも集中できません。


PISOLA


次回レミケードまで約2週間を迎えた、お腹はというとパスタを外食できる程度はいけています。でも王将など濃いものを食べると確実にお腹が痛くなるコンディションです。でもパスタはありがたいですね。あまり濃いパスタを食べるとお腹が痛くなることがありますが和風系は大丈夫です。

しばらくは出張や食事会はないと思うのでしばらくは安定が保てるかな?あ!そういえば17日と19日は食事会だった。お腹持つかな。。

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3件のコメント

  1. ajari様

    初めましていつも同病の私としましては共感させていただきながらブログ拝見させていただいております。
    私は27歳の時、クローン病と診断され早闘病18年になります。
    過去に2度の開腹手術を受け今は4年前から レミケード、2年前にヒュミラへ変更してなんとか入院せず暮らしております。
    ここのところ1年ほど前から体調が悪く倦怠感と皮膚異常、口内異常に悩まされておりました。
    先日、主治医から過去の歯科治療についてご指摘をいただき試しに歯科金属アレルギーパッチテストをして見ましたところアレルギー反応があり歯科金属除去治療を始めてみましたところアマルガム詰物を一ヶ所外したら頻繁に起きていた頭痛胃痛がなくなり次に後日金銀パラジウム被せ歯2本除去ご皮膚の発疹と口内異常が改善されてきました。
    以前からブログ内で皮膚の発疹や異常な倦怠感を訴えておられたのことを思い出しコメントで私の経験をお伝えさせていただきたく考えました。
    ほぼ同年代かと思い過去に歯科治療でアマルガム詰物や金銀パラジウムを使用されておられるようでしたら一度歯科金属アレルギーパッチテストを受けてみてはどうでしょうか。
    私も頭痛、肩痛、皮膚異常、口内異常、異常な倦怠感全てクローンと薬の副作用だから仕方ないと諦めておりましたが、歯科金属除去途中ではありますが、かなりの部分で改善がされつつあります。
    余りお役に立たない情報かもしれません。
    これからもajari様のご活躍ブログを通して共感させていただきながら拝見させていただきます。
    季節の変わり目、ご自愛忘れずお元気でご活躍されることお祈り申し上げます。

  2. こんにちは
    ご無沙汰しています。
    状態についてお聞きしたいのですが、
    自分を含めて調べています。

    咳が出る。
    痰か唾液が粘る。
    口で味や臭いを感じる。
    口がごわごわする。

    皮膚が艶々光る。
    皮膚を洗っても粘りが取れない。
    スリッパがくっつく。
    皮膚が荒れる。

    このようなことはどれか当てはまりますでしょうか?
    よろしければお教え下さい。

  3. あまり関係ないと思っていたんですが、クローン病との関連を示すデータを見つけました。

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