なんかお腹の調子がイマイチだぞ。小腸の通りが悪いと言うか動きが悪いと言うか微妙に痛いです。まぁクローン病らしからぬ不規則な生活をしているので自業自得かも知れません。かと言って、ゆっくりとしていたらクローン病がずっと落ち着いてくれているか?というとそうでもないので困った病気です。
そう言えば「詰まった!激しく痛い!」と言うのはここ数ヶ月間味わっていないのでそれは助かっているのですが、シクシクと調子が悪いのは相変わらずです。
そう言えば大腸の内視鏡はしていますが、小腸の検査はしばらくしていないなぁ。
小腸の検査は主に造影検査が多かったのですが、最近は小腸カプセルや、さらに詳細な画像情報が必要な場合は小腸ダブルバルーン内視鏡をすることが多い。
今日の投稿は小腸内視鏡の新製品のお話です。
富士フィルム新製品
富士フィルムは新製品(EN-580XP)として従来から先端部が1mm細い直径7.5mmの小腸内視鏡を発売した。約12年ぶりのモデルチェンジらしい。小腸ダブルバルーン検査となると通常は鎮静剤等で眠った状況で行われるので細くなったからと言って苦痛等には関係はないのですが、細いとそれだけ患者への負担は軽くなるし、腸管の内壁に縦走潰瘍で狭くなっていても挿入がしやすくなる。
レンズも新しく
全体の柔軟性が高まったことにより、過去に開腹手術をしていて癒着している腸管に対しても挿入しやすくなると言うことです。またレンズも改良されて2mmの近接撮影でもピントが合うようになっています。
あまり変わらないかぁ
でもよくよく考えたら、新しい検査法ではなく、検査する機器の精度や性能が向上したと言うことなので患者としてはあまり大きな恩恵はないし、クローン病が治るようなことではありません。また使っている機器を確認して検査を受けるようなこともないわな。とこの記事を書きながら思もって来ました。まぁ話のネタということと、色々と技術革新は進んでいるので近い将来はレントゲンやCTのように楽勝な検査で内視鏡に近い精度の検査結果が得られる日が来ることを祈ります。