クローン病またも攻めて来る
1996年夏です。結婚してすぐに子供ができて丁度、出産を控えて家内も実家に帰っています。しばしの独り暮らしを謳歌していました。もちろん家内がいないとなると食生活は一気に乱れます。
銀座カリー
その日の夕方はコーヒーを飲んでしばらくしたらお腹がシクシクして来た。「なんだろ?」と思いながらも夕食はめんどくさいので「レトルトの銀座カリー」で済ます。「いやぁ〜カレーは美味しいね」って普通に食べて満足していたのですが、寝る前あたりになって急激な腹痛が。
「出た!昨年と同じ痛みだ」。これは我慢してもあかんやつや!って思ったのですぐに観念をして0時頃、救急外来へ行く。痛みを我慢しながら自転車で行った。自転車で行くと段差を踏むとお腹に響く響く。
見事に腸閉塞
レントゲンを撮ったら圧巻の二ボー像でした。CRP18 腸閉塞像ということで即入院です。この時も「昨年も腸炎をやっていますね」と言う程度でクローン病や潰瘍性大腸炎等の炎症性腸疾患は何も言われなかった。もちろん私にも炎症性疾患の知識なんて微塵もないの「もしかして私はクローン病ではないですか?」とかも言えることもない。そのまま入院して1995年と同じパターン。
それにしても痛い
それにしても痛い腸閉塞。しかし入院して点滴して翌日になれば、そこそこ痛みが治まっている。きっと点滴の中に入っている抗生物質か何かで炎症がある程度はマシになって腫れた腸管が改善するのでしょう。少しでも腸が通れば腸内の圧も下がって痛みは軽減する。1995年は痛みに耐えて耐えてから病院へ行ったが今回は1995年に腸閉塞の痛みがインプットされているので痛み始めに行ったのが良かったのかも知れない。