まだクローン病とはわかっていない
いつも通りの生活をしていました。普通に食べて、普通に遊んで、仕事して。当時はパソコンはまだまだ一般的には普及していないものの、一部の趣味とする人達が多くなって来た。もちろんインターネットはあったもののまだまだ一般にはかなり高値の存在だった。確かプロバイダと契約するだけで月10万円レベルのお金がかかる。通信コミュニケーションはパソコン通信です。現在の速度は100,000,000bps1(100M)1が主流でしょう。でも当時は2400bpsから14400bpsです。主に文字のやり取りです。
右下腹部痛い
この翌日にパソコン通信のオフ会が予定されていました。前日の夕方頃から臍から左の上あたりがシクシク痛み出して、夜中には絞るような痛みになって来た。結局、一睡もできなかった。この痛みは今まで体験したことがない。お腹が痛いと言っても、せいぜい下痢による腹痛とか胃痛レベルです。しかしこの痛みは何かが違う。
救急病院に行く
もうあまりに痛いので午前5時頃、自力で救急病院へ行く。一瞬が盲腸炎を疑われたが腹部単純レントゲン検査の結果、腸閉塞像が出ている。おまけにCRP13。これは腸閉塞だ!絶食、入院が必要と言われた。もちろんあまりにも痛いのでこのまま帰されても何ともできない。入院を受け入れる。人生2回目の入院となる。
入院
しばらくすると車椅子が来た。病室に運ばれる。病室に運ばれ点滴に繋がれて、少し痛みがマシになった。ようやく激しい痛みから解放されて眠れる。夜中じゅう、痛みと格闘した疲れで眠る。