魅惑の小腸造影検査
今日は朝からはりきって小腸造影検査へ行きました。まず50ccに分けられたガストロフィンを五分置きに4回200cc飲みました。苦い!まずい!独特の味です。この味はどうしても無理。次回からは鼻からチューブ入れてやってもらおうかと思っています。で頃を見計らって検査台に乗ったわけですが。。
ん?それがちょっとまずいことに…
造影剤が胃から出て行かない
造影剤が胃から出て行かない。きっとあまりにも破壊力のガストログラフィンの味と昨年のトラウマで胃がきっと幽門部を閉めて必死に抵抗しているんじゃないか!?と思ってしまいました。ナイス我が体の防衛反応ですが、これでは検査が出来ない。
あんたは鬼か!?
レントゲンのおっさん先生がさりげなく「ガストロあと100cc追加」。
ゲッ!まだ飲むのか!?おい!幽門部!さっさと開け!ガストロをさっさと放流してくれぇ!
ヒーホヒーホ言いながら100cc飲み干しました。
あまりの後味の悪さから逃れるために
私「あの~飴なめちゃいけないですかね?」
先生「だめ」
私「……….」
あの先生は絶対にガストロの海へ沈むがよい!と思いました。
とりあえず胃から造影剤が出やすいように右下に寝て20分待ち。少しずつ降りて行ったようです。途中で何回か流れが悪くなり20分インターバルをしました。10時頃スタートで12時頃に終わりました。お!この時間のかかりようやはり小腸造影検査なんだ!と再認識しました。
大腸での流れの様子
で大腸での流れの様子も見たいと言い出しました。1時間半程どこかで時間をつぶして来て。何食っても何飲んでもいいからってことになりました。喰える気分じゃないので水分補給をしました。朝から絶飲食だったので、とりあえず喉がカラカラなので午後ティー500cc飲み干しました。ガストロ是非ともこの味にして欲しい。それと今回の小腸造影には飲んでいないけどニフレックももっと美味しくしろ。なんせ検査の液体は不味いぞ!死ぬほど美味しくすればみんな検査を受けて軽い間に治療が出来て医療費も抑制されて国の財政もちょっとはマシになるぞ。「せんせ〜もっとニフレックくださぁ〜い」って言わせてみろ。
そして下痢
水分補給をしているのもつかの間、激しい下痢です。ガストフィン出まくりです。しかし反面ありがたいことです。出ててくれれば昨年のような大惨事にはなりません。結局1時間半後戻って検査を終えて終わったのが14時前。やはり小腸造影検査はそれなりに時間がかかりますね。
そして結果
胃も腸も全体的に動きが悪い。激しい通過障害はないけど、2007年手術吻合部の狭窄の手前は拡張している感じ。フィルムを精密に読影しなくちゃはっきり言えないので詳しい結果は09月の中旬に主治医からとなります。とりあえず手術はナシのセンでお願いしたいな。
20時現在
20時現在、昨年の検査後のようなイレウスも起こることなく過ごせています。快調に下痢も出ているので造影剤も全部通過したようです。よかった。今晩は苦しまなくていいようだ。ただこの刺激が引き金になって下痢開始!ってならないことを祈るばかりなり。
ゾンデの小腸造影
小腸造影検査も今回のように口からガストログラフィンを飲む場合もあればバリウムを飲む場合もあります。また鼻からマーゲンチューブを入れて流し込む場合もあります。はっきり言って口からガストログラフィンを飲む小腸造影検査が一番楽勝なのですが、あの苦い味がどうも好きになれません。あのガストログラフィンの味がメイプルシロップの味になればきっと小腸造影はそんなに憂鬱な検査ではなくなると思います。