ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークに初日の夕方、激しい腹痛がいきなり襲った。1995年、1996年に腸閉塞で2回入院しましたがそれを上回る痛さ。我慢の限界で病院へ行く。腹部単純レントゲンでそれはそれは素晴らしいニボー像です。「はい腸閉塞!入院確定」
これでゴールデンウィークは全て入院で消費しました。それどころかゴールデンウィークが終わっても退院はできずそのまま会社は有給休暇。
潰瘍性大腸炎にしてはおかしい
潰瘍性大腸炎にしては度重なる腸閉塞はおかしいと言うことで、小腸の検査等を受ける。クローン病特有の検査結果でした。
「潰瘍性大腸炎じゃなくてクローン病ですね」となると予想したのですが
なんと「大腸は潰瘍性大腸炎で小腸はクローン病ですね」稀な例です。と言われた。同じ炎症性腸疾患だ。もうなんでもいいや。
エレンタール
エレンタールが本格的に処方される。これは他のクローン病の患者さんから前知識をもらっていたので、すぐ受け入れることが出来た。またエレンタールによってクローン病がある程度コントロール出来て、このあまりにも痛すぎる腸閉塞から解放されるかも?と思えば絶食に対する不安より希望が湧いて来た。ネットではエレンタールは不味い!との評判でしたが、私はそこまで不味い!とは思いませんでした。
特定疾患申請
クローン病の特定疾患も申請するハメに。潰瘍性大腸炎の特定疾患票とクローン病の特定疾患票の2枚を持つことになりました。いつのタイミングかはもう忘れてしまいましたが、大腸内視鏡の病理検査で大腸からもクローン病に特有の非乾酪性肉芽腫が鑑別されてクローン病の特定疾患票を持っていれば潰瘍性大腸炎の治療もカバー出来ると言うことで潰瘍性大腸炎の受給者票は返上しました。病気も返上できればいいのに。
2002年から正式にクローン病患者としての道を歩くことになった。