クローン病の病院


私が発症したであろう17年程前(1993年頃)とはクローン病や潰瘍性大腸炎を取り巻く環境は大きく変わっています。今では若年性の痔瘻(じろう)=クローン病と言う図式ですが、17年程前(1993年頃)ではそこそこ大きな病院の医師でも「潰瘍性大腸炎は知っているけど、クローン病なんて医学書や学会の症例で見たレベルだなぁ~」って感じでした。

関西では

当時、関西では大阪市立大学病院とか兵庫医科大学病院あたりしか炎症性腸疾患は診ていませんでした。関東では新宿の社会保険中央病院とか。その他も診る病院はあったのでしょうが1993年は残念ながらインターネットなんて普及していません。一部の研究機関が使っていただけです。よって情報なんてないに等しい状態です。

現在ではクリニックの時代!?

今では大学病院では当たり前、民間の病院でも炎症性腸疾患外来など専門外来をしています。さらにクローン病はレミケードの登場で、2か月に1回のレミケード投与しか病院へ行かないと言うなんともうらやましい人も。検査や急性期の入院は大きな病院へ行きそれ以外は融通のききやすいクリニックで受診すると言うスタイルです。

まだまだ地域格差がありますが

まだまだ地方ではそこまでならないようですが、都市圏では炎症性腸疾患を診るクリニックが増えてきました。診察やレミケードのためにはるばる遠くの専門外来のある病院へ1日がかりで通院する時代は終わろうとしています。レミケードも90分から60分で投与しても良くなると言う噂を聞いています。そうなれば、会社帰りに病院へ寄ってと言うように会社や学校を休む必要もなくなるでしょう。

私は休むけどね

私は通院日が休む口実のようなものなので通院日は午後から休みを取って昼過ぎからレミケードを受けて15:00頃病院を出てそのまま帰宅してゆっくりするのが楽しみなのです。時に同病人と軽く食事をしながら同病人の憐れみ話に花を咲かせたりですね。


[tegaki]忙しい時は午前中に済ませて昼から出社するけど。[/tegaki]
ご注意
この記事は私の主観的な部分で掲載されていることもあります。クローン病やその他の病気は個人差があります。よってこの記事は参考情報程度にとどめて頂き、主治医や薬局、薬剤師の指示や判断でお願いいたします。

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