クローン病や潰瘍性大腸炎のような炎症性腸疾患は基本的には下痢がつきものですね。クローン病では狭窄で便秘気味になる人もいますがその場合の大半は下痢と便秘を繰り返します。今日は下痢止めのロペミンのお話。
ロペミン
危険な場合も
ロペミンは下痢の原因を取り去るわけでなく、腸の動きを落ち着かせ、水分の分泌を抑えるものなので、食あたりや細菌性の下痢には向きません。本来、下痢は体が一刻も早く悪いものを出したい!と言う働きなので不用意に下痢を止めると却って悪化することもあるわけです。出来るならば自然の任せてシャーシャー出しておけばいいのですが、学校、仕事があればそうもいきませんよね。
潰瘍性大腸炎も注意
潰瘍性大腸炎も基本は禁忌とされています。炎症や潰瘍が激しい場合は大腸が薄くなって激しく拡張して全身性の炎症症状になってしまい、殆どは外科処置になります。手遅れの場合は死亡する危険がある「中毒性巨大結腸症」に発展する危険があるのです。ロペミンを飲む場合は現在の自分の状況を医師と相談すべきだと思います。特に潰瘍性大腸炎もクローン病も進行する病気なので前回飲んだ取り置きを勝手に判断して今回も飲もう!と言うのは危険ですね。
[tegaki]危険が多いぜ!この病気[/tegaki]
[tegaki]危険が多いぜ!この病気[/tegaki]
私は小児用ロペミン
私は小腸と大腸のS状結腸に厳しい狭窄があるので、ロペミン子供用です。これを1日4回に分けて飲みます。勿論、ロペミン以外にも穏やかな作用の止瀉薬(下痢止め)はあるのですが、全く効きません。ってことで医師はこの処方に決めました。でもレミケード効果切れの時の下痢には刃が立たなかったなぁ。。
[tegaki]たのむ下痢退散![/tegaki]
[tegaki]たのむ下痢退散![/tegaki]
ご注意
この記事は私の主観的な部分で掲載されていることもあります。クローン病やその他の病気は個人差があります。よってこの記事は参考情報程度にとどめて頂き、主治医や薬局、薬剤師の指示や判断でお願いいたします。
この記事は私の主観的な部分で掲載されていることもあります。クローン病やその他の病気は個人差があります。よってこの記事は参考情報程度にとどめて頂き、主治医や薬局、薬剤師の指示や判断でお願いいたします。
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