炎症性腸疾患を核酸で治療


炎症の原因となるたんぱく質を抑える機能を持つ核酸医薬「マイクロRNA」を患部に効率よく届ける炎症性疾患の治療法を大阪大学大学院医学系研究科が開発した。血管を通り体全体をめぐる全身投与で効果があるのが特徴。ソースは忘れた(日経新聞か日刊工業新聞か日経産業新聞のどれか)。


このような記事系をブログに投稿するとお問い合わせ経由で「自分でも調べたいのでソースを教えろ!」とか「前からソースを書けと言っているだろ!テメーこの野郎!」とか怒られます。すみません。またもや忘れました。今回は元ネタの阪大のページにリンク張ったので怒らないでね。




小学館が潰瘍性大腸炎患者を揶揄した漫画を掲載して少し炎上


小学館が発売する児童書「小学8年生 第4号」で安倍首相の持病である潰瘍性大腸炎を揶揄した漫画を掲載して少し炎上しています。

安倍首相や難病を揶揄? 「小学8年生」が炎上、弁明ツイッターも大炎上

livedoor news





内容的にはそこまで酷いものではありません。ただ児童書に一国の首相を貶める漫画を掲載するのは如何なものか?と言う視線での抗議も多いようです。確かに読み方の視点を変えると難病患者を小馬鹿にしたようにも見えますし、潰瘍性大腸炎患者の社会進出の阻害にもなりえます。

潰瘍性大腸炎海藻成分が抑制-炎症性腸疾患 ニュース141207


東京工科大学では海藻が含む天然化合物で。潰瘍性大腸炎を抑える作用を突き止めた。

マウスを使った実験で確かめた。

食品企業と共同で3年をメドに、潰瘍性大腸炎の予防に使うサプリメントなどの開発を目指す。

潰瘍性大腸炎がサプリメントで予防できる時代が来るのか?


肝臓の数値が少し悪くて再診察へ行った-クローン病 再診察140922


大阪駅前09月18日に診察とレミケード投与へ行ったわけですが、その時の血液検査の結果がよろしくなかった。何がよろしくなかったというと肝臓系の数値でした。GOT(AST)アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼGPT(ALT)アラニンアミノトランスフェラーゼとALPアルカリホスファターゼの数値が基準より若干高めだった。念のためクリニックから電話がかかって来たので、放置するのも嫌なので早速、本日クリニックへ行きました。


大阪駅前それにしても見事な秋晴れ?ですね。でも体感的には夏ですね。歩いていると暑かった。でも空のさわやかさはもう秋ですね。こんなに気持ちの良い秋なのに私の肝臓は少し気持ちの悪いことになっています。

大腸内視鏡検査しました。ポリープ発見!検査結果編-クローン病 検査140801




大腸内視鏡検査しました。検査プロセス編-クローン病 検査140731の続き


丸岡正典消化器内科検査も無事に終わるとリカバリの意味もあり、コーヒーやコーンスープが出て来ます。なんだかんだ言って丸二日間、絶食していたわけですからコーンスープがやたら美味しい。スープでも飲みながらゆっくりと検査結果の説明の順番を待ちます。大腸内視鏡検査が終わってホッと安堵していると同時に自分の腸内が一体どのようになっているんだ?と言う不安を持ちながら呼ばれるのを待つ。

検査結果です。

さて検査結果です。上行結腸から直腸まで順番に写真付きでお届けします。クローン病患者の大腸内の様子に興味がある方はどうぞ。

上行結腸

大腸内視鏡 上行結腸回盲弁(バウヒン弁)を超えて回腸には進入できなかったものの、回盲弁は異常所見なし。上行結腸も至って正常で異常所見を認めず。

カップヌードルライト そうめん-クローン病 潰瘍性大腸炎の食事


これはクローン病患者の味方のカップヌードルです。その名もカップヌードルライト そうめんです。脂質は1.8gです。そのぶんカロリーも少し物足りない198Kcalです。お湯を入れて温でも、お湯を半分くらい入れて麺をほぐしてそのまま氷を入れて冷で食べることも出来ます。もちろんにゅうめん派の私は夏のこのクソ暑いにもメゲずに温で食べます。普通に美味しいです。気軽ににゅうめんを食べたい時はいいかも知れません。ちょっとこの暑さで感動は少なかったですが、再度、真冬に食べてみたいと思います。もちろん食べた後も調子は悪くなりませんでした。いいのか悪いのかは別として具がほとんど入っていないので詰まる心配も少ないですね。

※この記事のカップヌードルライトシリーズは2019年9月に販売が終了しました。クローン病患者や潰瘍性大腸炎患者が食べることが出来る数少ないインスタントラーメンでしたが残念です。

クローン病から悪性リンパ腫への体験談-お便り140702


昨夜に投稿いたしました、クローン病初心者のなおやさんの記事

クローン病を宣告された方からの相談-クローン病 問い合わせ140701

に関しまして、シロイルカさんから励ましのお便りを頂きました。丁寧で貴重な体験談でもありますので若干の整形と補足は致しましたが、ほぼ原文のまま掲載させて頂きます。

クローン病からのリンパ腫を目の当たりにしました。

もちろんレミケードや免疫調整剤(免疫抑制剤)を使っている方が全てにあてはまるわけではありませんが、このようなケースもあるんだなと読んでいただければと。私も勉強になりました。


クローン病が唾液の検査で解る!?-クローン病 検査140620


まぁ、私のように既にクローン病と確定してしまっている人間にはあまりカンケーない話と言えばカンケーがないのですが。

東京大学で唾液で腸炎を判定する手法を考案したらしい。腸炎患者の唾液では、細菌の種類や数が大きく変わっていたとのデータがある。

またクローン病潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患35人と健康な人24人の唾液2〜3ミリリットルから細菌を取り出した。

炎症性腸疾患のお腹に優しいお粥-クローン病 食事


クローン病にはお粥がいいぞ

お粥


今日はクローン病にも潰瘍性大腸炎にも優しい「お粥」の話。クローン病は時として長期間の絶食になることがあります。絶食から食事に移行する時に便利です。お粥を自力で作るとなるとお粥って結構面倒ですね。レトルトなら食べたいときに気軽に作れるのがいいですね。またレトルト商品は通常は賞味期限が1年ありますので万が一の災害時の非常食にもなります。クローン病患者は定期的にお腹を休めた方がいいのでそのような時にレトルトお粥は重宝するかも知れません。

色々と調べていると、たくさんのお粥がありますね。また多種多様なレシピもありましたが、めんどくさそうですね。お料理が趣味な方なら「楽しめて美味しい!」でいいのですが、私みたいなめんどくさがり屋には無理ですね。

リウマチ薬コスト1/10阪大とベンチャー-クローン病に応用されるか?130128


関節リウマチに効く可能性がある新たな化合物を開発した。動物実験で効果を確認した段階だが、現在、治療に使われている抗体医薬と同レベルの効き目が期待できる。高価な関節リウマチ薬の製造コストが10分の1以下になる。2年から3年後をめどに臨床試験(治験)を始める。
ソースは日経新聞

ここで言う抗体医薬はレミケードやヒュミラのことでしょう。バイオ技術で作られた生物製剤はどうしても量産が出来ないし品質の管理も難しいので高価になる。化学合成で大量生産が出来たら医療コストが下がりますね。クローン病や潰瘍性大腸炎で使われているレミケードやクローン病で使われるヒュミラですが、もともとはリウマチの薬からです。特にクローン病は腸のリウマチと呼ばれるくらいで、炎症のプロセスがよく似ているらしくリウマチの薬がそのまま応用されます。

今では5-ASAと言えばペンタサですが、ペンタサが出る前はサラゾピリンでした。長患いの潰瘍性大腸炎の人はよく知っているお薬と思います。実はこれも、もともとはスウェーデンで開発されたリウマチのお薬なのですね。サラゾピリンはオレンジ色の汗が出たり男性不妊になると言う副作用がありましたね。懐かしい話だ。

レミケードの効果判定。あきらめ時は?-潰瘍性大腸炎コメント130122


昨日、レミケードを投与している潰瘍性大腸炎の方からのコメント

昨日、主治医に『もうボチボチ効果が出てもいい頃』と言われ、わたしにはレミケード効かないのかな?と、テンション下がりぎみです。
もし効かないとすれは、どのあたりがあきらめどきなんでしょうね?
早くゆっくり眠りたいです。

レミケードは投与してから効果が体感できるまで非常に個人差があると感じます。
これは主治医に聞いたことなのですが、早い人では午前の投与した人がその日の夜に明らかに下痢が止まる等の効果が著しく出る人がいます。
遅い人では半年経った頃にようやく効果が見えてきた。と言う人もいます。
しかしおおむね10ヶ月程度で効果判定をし効果がみられないようならレミケード治療の中止を考慮するようです。色々な情報を見ていると同じ炎症性腸疾患でもクローン病より潰瘍性大腸炎のほうが体感できる効果が見えるのが少し遅いような感じですね。

血液検査ではCRP等の炎症数値が改善していても下痢や腹痛が改善していないので体感できないとか、逆に下痢や腹痛は改善しているんだけどデータは良くないとかさまざまなようです。

一度、主治医に「レミケードの効果判定の時期」について相談されては如何でしょうか?

実は私もそんなに即効!って言うようでもなかったように感じます。
これが私の投与から効果が見えるまでの超要約なのですが。

炎症性腸疾患の発症メカニズム解明 秋大グループ、新療法に期待


炎症性腸疾患の発症メカニズム解明 秋大グループ、新療法に期待

 秋田大は18日、クローン病や潰瘍性大腸炎など炎症性腸疾患の新たな発症メカニズムを、同大大学院医学系研究科の高須賀俊輔助教(41)=微生物学講座=と堀江泰夫講師(53)=消化器内科学・神経内科学講座、同大生体情報研究センターの佐々木雄彦教授(43)らの研究グループが解明したと発表した。15日付の米国科学アカデミー紀要電子版に掲載されている

炎症性腸疾患の発症メカニズム解明 秋大グループ、新療法に期待

ちょっと私の薄い知識ではイマイチなにがなにでどうなるか?ってのは理解できませんが、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患の原因の解明につながる希望ですね。

頑張れ秋田大!!