クローン病と補中益気湯


漢方薬でツムラ41番で補中益気湯があります。要所要所で飲んでいましたが、補中益気湯は夏バテや滋養強壮に効くんだなって程度に認識でした。ツムラ漢方スクエアで面白い記事を見つけました。これは第47回呼吸器学会学術講演会ランチョンセミナーです。ここでもクローン病やレミケードでおなじみのTNF-αが出てきます。補中益気湯がサイトカイン産生を抑え、感冒を抑制するっていうものです。


補中益気湯が人気!?-サ動100821


サイト動向、略してサ動。。どうでもいい話ですね。

5位:補中益気湯(ツムラ41番)—2008年8月16日投稿【464hits!】

2010年07月から統計をとり始めた「◆読まれている記事ベスト10」なのですが、08月に入って補中益気湯(ツムラ41番)が急激ランクアップ。この記事は2年程前に書いた記事なのですが。

検索エンジン経由で来訪されるのですが、「補中益気湯」ではなく、「ツムラ41」で来られるのです。なるほど「ツムラ41」で検索すれば1ページ目に出てくる。



[tegaki]なんで?なんで?いまさら[/tegaki]

プレドニン(ステロイド)の副作用-速度感覚の異常


私が感じるプレドニン(ステロイド)の副作用でないか?と思われる症状に速度感覚の異常があります。かなりレアなケースかも知れません。最初は偶然とか気のせい?とか思っていましたが、プレドニンを開始するとその症状が現れます。20mg/日から初めて7日目くらいで症状が見え始め10mg/日ぐらいまで減量して10日間あたり経った頃に消えます。5mg/日ではあまり感じません。過去4回連続これを感じているので私の体にはビンゴ!なんですね。どのような感じかと申しますと。



プレドニン(ステロイド)の副作用で食欲増進中


プレドニン


プレドニン(ステロイド)には色々とあります。
私が感じる副作用の一つに「食欲増進」あります。雰囲気で言えば食べて少しすれば空腹感を感じると言うものです。私はクローン病なので空腹感に任せて食べてしまうとそれはそれでかなり痛い目にあります。でもほんとこの食欲は異常です。ある意味、修行ですよね。

調子に乗って食べていると離脱出来ない。

この食欲増進の副作用はそこそこ辛くて、何でもいいから食べたい!と言うより、なぜかファミチキとかラーメンとか濃いものが欲しくなります。

クローン病患者にはイケナイ、脂質が多いものが欲しくなります。ステロイドと脂質は何か関連がありそうですね。素人考えですが。

半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)


今日は漢方薬のお話。クローン病と言えば下痢なのですが、これがなかなか止まらない。下痢にはロペミンなのですが、最近ロペミンを飲むと何故か熱が出ます。そこでツムラの漢方薬に活路を見出そうと主治医と適切な漢方を探しています。まずはツムラ14番半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)です。

半夏

半夏(はんげ)、黄芩(おうごん)、乾姜(かんきょう)、人参(にんじん)、甘草(かんぞう)、大棗(たいそう)、黄連(おうれん)。特に半夏(はんげ)は胃や胸に詰まった感がある人に良いそうです。なんか激しい水下痢には使わないって書いてあったな。。ってことは軟便程度の時に使えばいいのか。
でも下痢は激しい水下痢なので半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)は使えないのかな?

プレドニン減量開始2日目


昨日に引き続き結婚式の写真。

昨日からステロイド(プレドニン)が25mg/日から15mg/日に減量になった。今日は15mg/日になって2日目でしたがやはり少し体調下降気味です。朝起きたら結構ダルかったり。。右下腹部が少し張ってきてまいったお話。


ロペミンも効かず。さらに下痢が激しくなる!もう下痢が止まらない


ロペミン効かない!困った

ロペミン効かない


昨日の夜中は結局4回ほど下痢に起こされた。もともと私のクローン病はそんなに下痢をするタイプじゃなかったのにな。
私は小腸大腸型です。もちろん直腸からS状結腸まで連続性の炎症がありその部分は潰瘍性大腸炎に酷似していてそこだけで診れば病理的にも潰瘍性大腸炎と診断できるとややこしいことを言われています。レミケード治療を初めてから私のクローン病の症状は少し変化しました。こんなことってあるのだろうか?

そうです。クローン病の炎症が激しくなって下痢になった場合はロペミンも風前の灯火です。一切効かない。
そこそこ強力な下痢止めであるロペミンが効かないとなるとショックを隠せません。


レミケードが無効化したか?-クローン病 生物学的製剤 二次無効


とうとうレミケード二次無効か!?




エレンタールの写真が出ればほぼクローン病による体調悪化な話題なわけで。。
[tegaki]カルクヤバイ[/tegaki]
03月02日から微妙に体調を崩し、03月03日は激しく下痢、そして今日は回数が増えてきました。実は前回のレミケード投与からまだ15日くらいしか経っていないのです。まさかのレミケード無効化ですか?とうとうレミケードが効かない体になってしまったのか?本来ならレミケード投与後2週間目と言ったらレミケードが一番効いてくる来る頃なのです。効果減弱と言うより完全にレミケードが効いていない状態です。

大建中湯-クローン病 漢方治療


クローン病ではかなりメジャーな漢方薬、ツムラ100番、大建中湯のお話。特に腹部外科手術後のイレウスの予防に効果を発揮すると言うことで臨床の場で使われ始めた歴史があります。基本的には腸の動きを良くする漢方薬です。狭窄持ちや癒着持ちのクローン病患者に主に使われます。


下痢にロペミン


クローン病や潰瘍性大腸炎のような炎症性腸疾患は基本的には下痢がつきものですね。クローン病では狭窄で便秘気味になる人もいますがその場合の大半は下痢と便秘を繰り返します。今日は下痢止めのロペミンのお話。

ネリプロクト軟膏


後ほど書きますが、レミケードのお陰さまで体調は結構落ち着いて来ました。下痢も治まりました。それにしても下痢30回/日が3日間も続けば本当に厳しいです。体力的にも厳しいですが肛門が持ちません。そこで私がお世話になっているのがネリプロクト軟膏です。クローン病からくる下痢による肛門の痛み等は単なる痔ではく炎症等の背景もあるでしょう。


[tegaki]結構いいかも[/tegaki]

ラコールでもクローン病は寛解するか?


ラコールでクローン病をコントロール




少し絶食してみるとお腹もかなりマシになって来るってものです。やはりクローン病にエレンタールは切り離せないですね。ただ下痢はマシになったもののまだ下痢です。昨夜は夜中に何度もトイレに通いました。でも腹痛が少ないからOKです。
[tegaki]やったね[/tegaki]
クローン病の栄養剤はエレンタールだけではありません。ラコールもあります。もちろんエレンタールは成分栄養剤でクローン病にとってはこの上ないプレミアムな栄養剤です。しかし味がアミノ酸臭くてダメな人もしますし。そもそもエレンタールばかりで飽きてしまうことがあります。そこでラコールなのですがラコールは半消化態栄養剤でエレンタールと比べてクローン病の腸には少々負担はあります。

研究結果では

論文ではラコールもクローン病の寛解維持効果がある。と発表されています。よってエレンタール時々ラコールと言う選択肢もアリと考えています。