ゲル状の癒着防止剤-クローン病 手術130925


もちろんクローン病だけではなくどのような手術でも、術後は多かれ少なかれ癒着が起こります。単に癒着しているだけならいいですが、その癒着が原因で腸閉塞や女性であれば不妊症等の合併症に悩むことがある。最悪の場合はその癒着を剥離するために再手術もあります。

特にクローン病はややこしく、癒着で腸閉塞が起こっているのか?クローン病狭窄や炎症で腸閉塞が起こっているのか?がわからない。
ただシート状の癒着防止剤(癒着防止吸収性バリア セプラフィルム)はあります。これでかなり癒着は軽減されるハズです。また術後の早期に積極的に歩行することによって癒着を防止することもされます。

ただ最近のクローン病手術も内視鏡術が多くなってきています。ただ内視鏡術は手術侵襲が小さくて体に負担は軽いのですが、術野が狭いためにシート状の癒着防止剤が使えない。そこでそれらを克服するためにゲル状の癒着防止剤が開発されました。


帝人

植物由来の生分解性癒着防止ゲル材を開発
癒着は、外科手術後などに損傷を受けた組織と周辺の組織の間に起こる、本来分離すべき組織が接着してしまうことで、これにより、疼痛や腸閉塞、不妊症といった術後合併症を引き起こしたり、再手術などの際に、一旦癒着した組織を剥がす必要性があることから、手術が困難になることがあります。これに対し、一般的には十分な止血措置や腹腔内の洗浄、手術後においては、早期に歩行を開始することなどにより癒着を防止しますが、血管の多い部位などの手術に際しては、組織間を一定期間隔離するために癒着防止材が使用されます。しかし、現在の癒着防止材は、シートタイプが主流であるため、術野が狭い部位や形状が複雑な部位の手術や、腹腔鏡手術などでは使用が困難とされています。

このたび当社が開発した癒着防止材は、セルロースを化学修飾したゲル(ゼリー)状の多糖類ポリマーであり、そのため、術野の狭い部位や形状が複雑な部位にも使用することができます。また、腹腔鏡手術専用の器具も併せて開発を進めており、腹腔鏡手術での使用も期待されます。さらに、この癒着防止ゲル材は、植物由来の生分解性ポリマーであるため、数日間で生体内に吸収され、除去する必要がありません。既に動物実験により癒着防止効果を確認しており、2020年までの実用化を目指して開発を進めています。
ソースは帝人のサイト


2020年で少し先ですが

実用化は2020年を目途で少し先の話になりますが、レミケードの出現でクローン病患者は手術からかなり遠ざけられた感はありますが、やはりレミケードヒュミラが奏功せず残念ながら手術と言う人もおられます。少しでも術後合併症が軽減されれば有難い話ですね。まぁ私は狭窄から穿孔して膿瘍が出来てそれが派手に破裂してお腹にバラまいて急性腹膜炎で緊急手術でしたからきっと思いっきり癒着しているんだろうな。私は癒着で内視鏡術が使えないだろうからこの話題はあまり関係ないな。


最終更新日: 2013年9月28日 all1,725hits.weekly6hits.


ブログランキング参加しています。

ブログランキングでは同じクローン病と闘っている方のブログがたくさんあります。是非ともお立ち寄りください

日本ブログ村へ投票 人気ブログランキングへ投票

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*