クローン病の予後


春にクローン病悪化による手術をして夏も終盤戦です。時が経つのは早いですね。術後なんとか大きくクローン病も再燃するわけでもなく無事に過ごせてはいますが、やはり気になるのはクローン病の予後というかこの先に行く末ですよね。
クローン病は手術をして炎症の部分や狭窄をしている部分を切除したからと言って治るわけではありません。手術した瞬間から再燃への恐怖との闘いなわけです。

今でも再燃しているかも

このように今、ブログを投稿しておりますが、今も既に軽い炎症を起こしていて既に再燃が始まっているかも知れません。そしてまた再燃と緩解を繰り返して再度、狭窄をして手術というのがクローン病の予後の一つです。根本的な治療は2007年現在、確立されていません。死なないまでもクローン病は予後が良くない病気とも言えます。

クローン病の予後とは

またクローン病の予後の良くないところは、腸管だけの問題で終わらないことがあるからです。腸管に大きな問題がなくても、痔瘻をはじめ、虹彩炎やぶどう膜炎などの目に出る合併症や、肝臓等他の臓器に支障が出る合併症もあります。


予後を悲観しても仕方がない

しかし、いくらクローン病の予後がイマイチと言っても悲観して生きていても仕方がない。確かにクローン病は完治しない難病ですので、それなりの予後の悪さはありますが、クローン病を色々と勉強していくと、俗にいう「あかんやつ」は肝臓や胆管に出る原発性硬化性胆管炎です。これはどちらかというと同じ炎症性腸疾患でもクローン病より潰瘍性大腸炎と合併すること多いようです。この原発性硬化性胆管炎の予後は余命に関わる合併症です。

原発性硬化性胆管炎
胆汁の鬱滞を来す成因不詳の胆管炎である。肝臓内・外ともに胆道・胆管に炎症性変化、線維化、狭窄を起こし、徐々に進行する。
40代の男性が発症率が高い。また、潰瘍性大腸炎との関連が高く、特に欧米では半数近くが潰瘍性大腸炎を合併している。近年ではIgG4関連全身性硬化性疾患、特に自己免疫性膵炎との関連も示唆されている。
症状は全身倦怠感や掻痒感、黄疸など閉塞性黄疸でみられる一般的な症状が認められる。進行すると胆汁鬱滞により肝不全となる。



ということでクローン病の予後も個人差でほとんど予後を左右しない合併症もあれば重大な合併症もあります。クローン病が完治しないのは仕方がいにせよ。このような重大な合併症を抑える医学や医療が進歩して欲しいと願います。


ここから近況なのですが

眼科へ行く

先週の続きで眼科へいきました。今日も視力2.0でした。この視力がクセものでこれが疲れ目等の原因の一つであるとのことです。あまりヒドいようなら眼鏡をつくるように勧められました。一応、もう一度、ぶどう膜炎等のことを聞きましたが今の所は大丈夫とのことです。でも定期的には検査をしようと思っています。

皮膚瘻小さく?

なんか少し小さくなったような。。気のせい?、いや!ひとまわり小さくなっている。このまま消えてなくなれ!そういえば痛みもかなり軽減している!もしや快方に向かっている?それともそもそも皮膚瘻ではなかった?いやいや油断は禁物、今日はうどんを食べたけど明日から絶食気分で乗り切ろうと思う。

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