クローン病とお酒-クローン病 飲酒110522


クローン病とお酒

クローン病とお酒


私はもともとそんなにお酒が好きなわけでもないのであまりお酒は好んで飲みません。たまに出張先等でリラックスしたい時に缶チューハイを飲む程度です。そして付き合い等で飲む場面はタマにあります。ただ今までの私のクローン病歴史ではお酒が原因で調子を崩した記憶はありません。どちらかと言うとコーヒーにヤラれた方が多いですね。余程コテコテのトロピカルドリンクやカクテルではない限り、水とアルコールですから。腸管に激しい炎症がない限りは大丈夫な気がします。

ただ飲みに行ったりするとお酒だけで済むわけもなく色々なものを食べてしまうじゃないですか?そっちが危険ですね。

日本酒を少しずつ飲みながらお刺身を食べる等が一番いいですね。冬なら熱燗を2合でも飲んでお刺身と焼き魚でかなりいい気分になれますね。

特に冬になるとひれ酒あれはいいですね。香ばしくて。時間をかけてゆっくりとつぎ酒をしながら飲めばお腹ににも負担は少ないのではないでしょうか?ただ日本酒ですからアルコール度数も12%~15%程度あるのでやはり飲み過ぎに注意ですね。



泥酔とかはだめだけど

ガバガバ飲んで泥酔状態はさすがに健康な人でも体に良くないわけで。ちょっと気分が良くなる程度なら問題は少ないでしょう。焼酎の水割りとかお湯割りとか酎ハイとか、ハイボールとかですね。ワインは少し微妙ですが。アルコール度数は10%あたりまででしょうか。となると日本酒は外れるかも知れませんね。アルコール度が10%を超えると胃腸の刺激が強いようです。

薄めろ!

少し面倒ですが、日本酒やワインを飲む場合は水と交互に飲むと良いかも知れません。要はすぐに胃の中のアルコールの濃度を薄めてしまえ!と言う作戦です。アルコールは胃で二割程度吸収されて残りは小腸で吸収されます。高濃度のアルコールは小腸にダメージを与えます。特にロキソニン等を飲んでいる人は薬で胃にダメージを与えているので注意が必要です。

ビール

私はビールは苦くて無理なのですが、1日350mlなら、クローン病にはあまり大きな影響はないのでは?とも言われています。ただビールは冷えているのが前提なので風呂上りに冷たいビールってのが腸に良くないのですね。かといってひと肌のビールは。。。飲めたものじゃない。

そして肝臓

私たちクローン病患者は日々さまざまな薬で肝臓にダメージを与えています。よって肝臓は常に疲れ気味でしょう。アルコールも肝臓に無用な仕事をさせますので、やはりお酒は出来るだけ控えたいところです。週末の自分へのご褒美とかたまの飲み会にとどめておく方がよろしいようで。ただクローン病患者は血行が良くない人が多いので適度なアルコールはそういう意味ではいいのかも知れません。よって私は養命酒なわけですが。

どちらにせよタマであれば

どちらにせよタマで節度を持ってお酒を飲むのならばクローン病にはそれほど悪影響ではないと考えます。間違ってもビールと言えば焼肉だ!とかにならないようにしましょう(笑)

炎症や膿瘍がある人は注意

ただ炎症や膿瘍がある人は飲酒には気を付けましょう。と言うか控えましょう。特に膿瘍などがある場合は余計に腫れたりします。強い炎症でなくても大腸粘膜の広範囲に軽い炎症がある場合にも飲酒を引き金に悪化してそこそこ激しい下痢等の厳しい状態に追い込まれることもあるようです。

過度な飲酒はTNF-αを誘導される

これは肝臓の話ですが、過度の飲酒でクローン病の炎症に関係が深いTNF-αを誘導されるそうです。そこで肝臓に炎症が起こる要因とも言われています。飲酒によって腸内にTNF-αが誘導されるかどうか?まではめんどうなので調べていませんが、どちらにせよクローン病患者は深酒や飲酒の習慣はやめたほうが良さそうです。たまの忘年会や懇親会で自分のペースで楽しむ程度にすませましょう。

よし!レミケードで回避だ

過度の飲酒でTNF-αが誘導されるのならば、レミケードで対抗だ!って図式にはならないな。調子に乗って深酒しているとレミケードの効きが悪くなるかも知れませんね。やはりお酒は飲みすぎず、お付き合いで楽しむ程度にしましょう。これはクローン病患者だけでなく、肝臓に病気がある人や糖尿病の人も同じです。また健康な人もアホほど酔って周りに迷惑をかけないようにお酒は適量で楽しむのがイチバン!

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