クローン病のナチュラルヒストリー


昨日の記事で「悪化の一途」みたいな書いたので、お問い合わせから

「先日クローン病と診断されました。私もいつかはあなたのようになるのですか?」

ような心配のお問い合わせです。しかしこれは何とも言えません、クローン病や潰瘍性大腸炎や炎症性疾患は実に多彩です。リウマチやベーチェット病とかもそうです。発症から激しい人もいれば、じわじわくすぶるように進行する人、なんとなくそのまま不自由なく行けている人ほんとさまざまです。



こりゃそれぞれの性格と同じだな

クローン病のナチュラルヒストリー

クローン病のナチュラルヒストリーと書きましたが、簡単に言うと病気の辿る道です。クローン病では炎症を繰り返し。腸管が硬く細くなり、食べ物とか通過しなくなって手術する。そしてまたそれを繰り返す。その過程で皮膚瘻や内瘻が出来たり、痔瘻で悩んだり、合併症が出たりと言うことですね。

クローン病の治療は進化している

私が発症した18年前は、ステロイド、入院IVHが主流でした。潰瘍性大腸炎の方もステロイドパルスと言って入院して超大量のステロイドを点滴で入れて炎症を抑え込むとかでした。サラゾピリンとか(当時ペンタサはまだ登場していませんでした)。

再燃=入院です。そして一度入院すると約2カ月は絶食IVHです。もちろんそれを繰り返すと会社を解雇されたり、結婚をあきらめたりとか。そうです当時のクローン病の未来は決して明るいものではありませんでした。

エレンタール

とりあえずクローン病になったら基本はエレンタールです。これが入院の周期を長くする唯一の手段でした。それでも殆どの方は進行性で悪化していくことが多かったのです。それでもエレンタールでコントロール出来るのが少ない希望の一つでした。

抗TNFα抗体製剤の登場

そしてクローン病のナチュラルヒストリーですが、レミケード(抗TNFα抗体製剤)の登場で変わろうとしています。副作用や今後のことはここでは置いておきます。

発症段階でレミケードの維持投与でコントロール出来たなら、入院や手術と言ったイベントを極力減らすことが出来る、言いかえれば就学、就職や結婚や出産のチャンスが大きくなるってことです。それだけレミケードのような抗TNFα抗体製剤の登場でクローン病患者の行きつく未来が変わろうとしています。

発症段階からレミケード投与を継続されている方でそれからクローン病の症状らしきことで3年間苦しまず過ごしている方を3人ほど知っています。

私みたいに18年間の病歴があるとそれなりに効きも鈍いのかな?

と言うことでしっかりと治療を受けてください。

また、副作用やその対応等もしっかり相談することをお勧めします。


最終更新日: 2017年5月21日 all935hits.weekly0hits.


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