小学館が潰瘍性大腸炎患者を揶揄した漫画を掲載して少し炎上


小学館が発売する児童書「小学8年生 第4号」で安倍首相の持病である潰瘍性大腸炎を揶揄した漫画を掲載して少し炎上しています。

安倍首相や難病を揶揄? 「小学8年生」が炎上、弁明ツイッターも大炎上

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内容的にはそこまで酷いものではありません。ただ児童書に一国の首相を貶める漫画を掲載するのは如何なものか?と言う視線での抗議も多いようです。確かに読み方の視点を変えると難病患者を小馬鹿にしたようにも見えますし、潰瘍性大腸炎患者の社会進出の阻害にもなりえます。


児童向け雑誌だから

また、潰瘍性大腸炎の発症は若年と50際の二峰性の傾向があります。特に若い頃から発症してしまうのがクローン病や潰瘍性大腸炎である炎症性腸疾患なのです。まだまだ未来のある潰瘍性大腸炎の子供が見たらどんな気持ちになるでしょう。まだ大人向けの雑誌であればこれぐらいの政治的な風刺は問題ないでしょう。また大人だからこそ病気を抱えての就労や病気であることの不利さも理解出来ているでしょう。


また子供さんが潰瘍性大腸炎出なくてもその親や兄弟が潰瘍性大腸炎患者であることもあります。さてこの漫画を読んだ子供はどんな気持ちを抱くのでしょう。この漫画を読んだ子供が将来に夢や希望を持ち、今を一生懸命生きようと思うのでしょうか?なぜ?夢や希望を奪うことを描くのでしょうか?単にギャグ漫画であれば実在する難病患者を叩いて良いと言うのはもってのほかと思います。


おまけに公式のtwitterでは反省することもなく「事実を述べただけ」と表明しています。確かに事実は事実だけど。事実だからと言って児童向けの雑誌に病人や弱者を貶めるような漫画を描いてもいいのかな?事実だったら何を描いてもいいのかな?って感じます。

激務はこなしている

安倍首相が潰瘍性大腸炎であることは周知の事実。病状は安定しているようですが、TVでのお顔を拝見していると。「ステロイドを飲んでいるのでは?」と思うこともあります。もしかしてレミケードをしているのかな?とか。まぁどちらにせよ潰瘍性大腸炎を乗り切って政治的な手腕は見せて活躍されています。どこの政党を支持するとかではなく、私も一人の難病患者として総理大臣のような激務をこなせることに頭がさがる想いです。


と言う意味でも今回の小学館の対応には少し残念な気持ちです。


もちろ言論の自由です。現政権への批判に関しては人それぞれです。ただ

病気で不自由な人が少しでも自由になろうとしている権利を奪ってしまうようなことは避けて欲しい。

普段はこのようなことにはあまりブログに取り上げない私ですが今回だけは意見させて頂きます。

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投稿更新日:2017年10月15日

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