ゼンタコート-クローン病の治療薬


クローン病の治療薬ゼンタコートのお話


ぜンタコート


昨年にゼリア新薬工業株式会社からクローン病治療剤としてゼンタコートが出たわけですが。
これは副作用が少ないステロイド剤と言われています。
主成分はブデソニドです。レミケードやヒュミラなどの生物製剤が出回る前までのクローン病の治療は
1に絶食エレンタール、2にペンタサ、3、4がなくて、5にステロイドでした。
クローン病の病状を抑えるにはまずは絶食してエレンタールで過ごして、それでもダメなら、入院してプレドニンのステロイド飲んでごまかして、どうにかこうにか乗り切って来たわけです。やはり当時からプレドニン(ステロイド)は効果があって、長期の出張になると飲んでいました。飲んでいるとその間だけは無敵です。でも残念ながらプレドニン(ステロイド)は効果の反面、副作用が多くてそれが課題です。


ステロイドの副作用

ステロイドの副作用も短期では、あまり問題になりませんが2週間を超えてくるとほぼ何かが出てきます。顔が丸くなったり、脂っぽくなったり、それくらいならまだ良いですが、眼圧が上がって緑内障のリスクとか、大腿骨頭壊死とか。感染しやすくなったりとか。炎症を抑えてくれる反面、長期的に使うと色々と不都合があります。

ゼンタコートの特徴

ゼンタコートの特徴として下記が挙げられます。

本剤は,海外のガイドラインにおいてクローン病治療の第一選択薬として推奨されています。腸溶性と徐放性を併せもったドラッグデリバリーシステムにより,病変部位への薬剤の送達性を高め,小腸および結腸近位部で有効成分のブデソニドを放出するように設計された製剤(ブデソニド腸溶性顆粒充填カプセル)で,軽症から中等症の活動期クローン病に用いられます。
本剤は局所作用型の糖質コルチコイド(ステロイド)で,吸収後は肝臓で速やかに代謝を受け,全身性の副作用が軽減されることが特長とされています。

緩解導入が目的

このゼンタコート寛解導入が目的の薬で寛解維持ではありません。レミケードやヒュミラをしていようがしていまいが、まず調子が悪くなったら絶食!そしてエレンタール。そして同時にゼンタコートを開始する。おそらく数日で調子が戻ってくるでしょう。そしてそこからゼンタコートは中止。その後は食事に気をつけて過ごす。となります。まぁ私はゼンタコートを飲みながらそこそこ食べたこともありますが、プレドニンほどガツン!とは効きません。

ゼンタコートの効果

ゼンタコートの効果は使い方にもよります。プレドニンの場合は「少し調子が悪いかな?」と言う程度では飲みません。やはりそこは効果と副作用のバランスですね。ゼンタコートは「少し調子が悪いかな?」で飲み始めて、同時に食事の制限をしてクローン病の本格的な悪化を食い止める使い方もあります。クローン病の緩解維持には効果はないのでゼンタコートを飲んでいれば普通に食事しても大丈夫か?と言われると多分ノーです。クローン病の調子が悪い時は食事制限や絶食がやはり一番と私は考えています。

確かに副作用はなさそう

確かにゼンタコートはプレドニンのような副作用は少なそうですね。顔も丸くならないし、脂っぽくもならない、私はプレドニンを飲むと食欲が激しく増進して困りますがそれもありません。効いているのか?と疑わしくなりますが、例えば月曜日に「お腹痛い!調子悪い!」となれば絶食、そしてゼンタコートを飲めば、水曜日にはそこそこ復活していますので効いているのでしょう。


ということで、レミケード+エレンタール+ラコール+ゼンタコートのクローン病患者になってしまいました。

潰瘍性大腸炎には効かない

そんなゼンタコートですが残念ながら潰瘍性大腸炎には効かないようです。ゼンタコートが小腸から大腸の入り口あたりに効くように設計されていて、直腸からS状結腸や下行結腸などの潰瘍性大腸炎の好発部までしっかりとゼンタコートが届かないようです。海外ではゼンタコートの注腸剤があるようです。潰瘍性大腸炎には従来のステロイドの注腸剤があるのでまずはそちらを使ってくださいと言うことかな。


最終更新日: 2017年10月15日 all3,825hits.weekly99hits.


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